設立趣意

設立趣意書

21世紀を迎え、私たちの社会を取り巻く環境は大きく変わろうとしています。

労働時間の短縮や学校週5日制の実施による余暇時間の増大、仕事中心から生活重視への意識の変化の中で、スポーツが心身ともに健康的な生活を過ごすうえで必要不可欠なものと認識されるようになってきました。

しかしながら、学校や企業を中心に支えられてきた日本のスポーツは、厳しい状況にさらされています。

少子化や教師の高齢化による部活動の衰退、長引く不況や本業の業績悪化による企業スポーツ部の休廃部などにより、これまで通りスポーツを行う場や機会を充分確保できるかどうか、不安が広がりつつあります。

また国や地方公共団体である市町村のスポーツ行政についても、多くの予算を確保できない現状や、事業の公平性を考慮するあまり、多様なグループやニーズの個々への対応がしにくい面もあり、多くの期待をかけられないという状況です。

 

 

ゼッセル熊取アスレチッククラブの前身であるゼッセル熊取FCは、1980年代から熊取町にて幼児体育の課外活動として始められたサッカースクールを終了した選手のその後の活動場所として設立されました。

当初は小学校高学年対象にスクール・クラブ活動を行ってきました。

さらに、クラブ生たちの中学校への進学に合わせ、ジュニアユースのクラス設置をも試みてきました。

しかしながらスタッフやグラウンドの不足などから、実際にジュニアユースの活動を行っていくのは困難な状況にあり、現在では小学校4年生から6年生までを対象とした活動に留まっています。

そこで、小学校を終えたクラブ生たちは学校を中心としたクラブへと活動の場所を移していくことになりますが、前述したように、いまや学校のクラブもスポーツ活動の場を安定して確保することが困難な状況にあります。

また彼等が学校を卒業し、社会人となったときにも果たしてスポーツ活動の場が確保できるかどうか確証はありません。

そういった意味で、子供から大人までが地域のよりどころとして気軽に集えるような地域クラブ組織の発展が不可欠であると私たちは考えます。

そのような地域クラブを目指す私たちにとって、社会的に認知される団体として、より広く、確実で質の高い活動を行っていくことが急務の課題となっています。

 

そこで私たちは、地域住民に対して、スポーツの振興及び子どもの健全育成に関して、主にサッカーの普及等に関する事業を行うことにより、今後、生涯スポーツの基盤として重要な意味を持つ「総合型地域スポーツクラブ」を志向し、生涯を通じて誰もが気軽にスポーツを楽しむことができる場を築いていくことを目的とし、ここに「特定非営利活動法人ゼッセル熊取アスレチッククラブ」を設立します。
2002年10月


定款
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